湯川寺ブログ

星野源さんを思う
#お寺の日常

星野源さんを思う Family Song編

星野源さんの作る歌や

書き上げる文章が好きだ。

 

今日は吹雪で強風、

絶対に外に出たくないという気持ちに

ならざるを得ないような天気だ。

お寺の事務室で紅茶を飲みストーブにあたりながら

このブログを書いている。

 

星野源さんの歌の中で、

私は歌詞の表現の仕方が特に好きだ、

そして同時にお寺にもぴったり合うような言葉が使われていたり、

お墓参りやお葬式、ご先祖様、生まれ変わり、

いかにもお寺っぽいテーマの歌もある。

人の人生に寄り添うような歌詞が多く、そして優しい。

 

そんな中でいつか星野源さんの歌詞を紹介していきたいと思っていた。

今世の中ではお寺の掲示板が広く取り上げられている。

お寺の門前に掲げられることが多く、

お寺から地域の方への生きるメッセージを送る場所でもある。

 

Family Song お寺の掲示板

今回は星野源さんの【Family Song】から使わせて頂いた。

文字に起こして掲示板に掲げてみるとまた心に響くものがあり、

ツイッターでも過去最高のいいね!数を記録した。

自分自身も嬉しすぎて何度も掲示板を門前で見た。

 

私の解釈では、仏教とは、

楽しいことも沢山ある世の中だけど、

避けることができない苦しみも沢山ある、

その人生をどう生き抜いていくか。

ということを伝えてくれているものだと解釈している。

 

幸せが1日でも多く側にあるような日々を送るのが理想的だ。

だけど困難や苦しいこと、生きづらさを感じることも沢山ある。

 

そんな時一人では困難なことも二人や三人なら乗り越えられる。

家族がいると楽しみは倍に、悲しみは半分に分けあって

支えあいながら生きていきたいものだ。

 

この歌は家族をテーマに歌っているのだが、

多様な家族性について歌っている歌でもある。

両親や子供を含めたファミリー、

仲間としてのファミリー、

会社としてのファミリー、

どういう形態でも大切に思いあって側にいることができれば、

それは家族と呼べるのではないだろうか?

というメッセージ性も受け取ることができる。

 

孤独や生きづらさを感じている人も多い世の中、

Family Songの歌詞のように

この世界や、街が、

思いやりにあふれた

大きなファミリーになっていくことを願いたい。

 

ただ幸せが

1日でも多く側にあるように

悲しみは次のあなたへの

架け橋になるように。

 

Family Song、ぜひ聞いてみてくださいね

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