湯川寺ブログ

オツカレー会
#お寺の日常

オツカレー会に思う

12月8日、

この日はお釈迦様が【さとり】を

開いた日でもある。

その日に合わせて、湯川寺では

この一年色々とお世話になった方々との忘年会が行われた。

その名もオツカレー会だ。

オツカレー会

名前の如く、カレーを食べたり、

その他は食べ物や飲み物は各自持ち寄り、

今年はビュッフェ形式で賑やかに行われた。

また今回はカリー寺から生まれ、

全国で同時多発的にレトルトカレーを食べる

レトルトカリー寺にも参加している。

オツカレー会

オツカレー会

オツカレー会

オツカレー会

今湯川寺では、お寺が主催で行う行事と

地域の方が主催でお寺を活動の場にして行うものがある。

年間で20以上の催しが行われているのだ。

その原動力は全て地域の方々だ。

今年、ラグビーW杯で流行った言葉、

湯川寺はワンチームだと思う。

オツカレー会

オツカレー会

オツカレー会

オツカレー会では、お寺の行事を手伝ってくれた方や

イベントを行ってくれた方に声をかけている。

4歳から97歳まで、老若男女が一同に集い、笑う。

近所付き合いを含め、繋がりが多いようで少ないような、

今の世の中でなかなか無い状況だ。

オツカレー会

ある人は言った

「なんか親戚の家に来ているみたい」

「年齢とか分け隔てなく楽しい時間だ」

私も最近何となく感じていたのはそれだった。

まるで大きな親戚のような集まりなのだ。

 

今年一年、色々な取材を受けたり、

講演で話す機会が沢山あった。

その中でいつも聞かれるのは

【新しいこと沢山されて頑張っていますよね】

という言葉だ。

これはもう本当に恐縮しかない言葉である。

私自身は特に技能やリーダーシップがあるわけでもない。

100年以上前から地域の心の拠り所として機能してきた

湯川寺という場所の価値と、

それを支えてくれている沢山の地域の方のおかげである。

私がやりたいのは新しいことではない、

本来のお寺と地域の持つ価値の原点回帰である。

江戸時代まで遡るとお寺の役割は色々あったことがわかる。

↑先日の研修会でのメモ(普賢院 菊池雄大の講演より)

その中でも湯川寺は集会所という機能に長けているのだろう。

 

オツカレー会

人々の集いと祈りと笑顔を提供できる場として

来年もその先も、函館の人達と共に

お寺という場を作っていきたいと思います。

いつも支えてくれる皆様ありがとう!

今年も一年オツカレーさまでした🍛

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