お盆のこころ
お盆とは、盂蘭盆(うらぼん)経の中のお話と、
日本が古来から大事にしている先祖という文化が混ざり合いながら
形成されてきた日本独自の仏教文化です。
お盆を迎える中で1番大事な心は、
【盆】の一文字に全て込められている。
字で見て分かるように、盆という字は皿の上にあるものを分けると書く。
何でも私が私がと、独り占めしたり欲を出したりするんじゃなくて、
皿の上にあるものを仲良く分けるような気持ちで明るく正しく仲良く過ごそう。
お墓参りでお供えをしてお参りをした後に、みんなでお供えものを食べる。
親戚が家に集まって大きな皿の料理をみんなで食べる。
みんなで食べると美味しいね。
まずはご先祖様と仏様に、はいどうぞ✨🙏
みんなで分けると嬉しいし、楽しいのだ。
思いやりの優しい心から私達の先祖が作ってきたお盆。
家族みんなが仲良く暮らす様子を見ることができると、
きっとご先祖様も安心してお浄土から見守ることができるのではないでしょうか。
時代は変わっても、お盆はこの先も変わらずこのままで。