『湯川寺だより』vol.60 から 特集:コロナ禍に負けない!『今』の楽しみ方 〜佐藤豊子さん、小林恵美子さん〜
あら!久しぶりね~!
という会話から始まったお寺のカフェスペースでの取材。
コロナ禍の中で様々な事が中止、
自粛となる中でも日々の暮らしの中で楽しみを見つける人達がいる。
偶然にも同じ切り絵教室に通っていた
佐藤豊子さん(80)、小林恵美子さん(73)だ。
お寺というご縁で久しぶりの再会を果たした。
お互い切り絵を始めてから10年以上のキャリアを誇る。
コロナ禍の中で人に会うことが減ったこともあり、自宅で趣味の切り絵の楽しみが増えたという。
その魅力を聞いてみた。
「無心になれることや、終わった後の達成感が大きい!家の中が展示会みたいになって楽しいよ!」
という佐藤さん。
「作り手によって色づかいも切り方も選ぶ紙も違うので、同じ題材でも違う作品が出来上がるから面白い。自分だけの色づかいで、自分だけの世界を作ることも出来る。」
と語る小林さん。
好きなことを自由にやっているから元気なのかもしれないよね~と楽しそうに語る2人の会話を聞いて、
どんな状況でも工夫次第で、【楽しい】は【創れる】ものなんだということを改めて学ばせて頂いた。
お二人の作品はお寺の中の多目的スペース、tousenji cafe 結-Yui-にて展示中です。
↓