
東日本大震災から9年
東日本大震災から9年が経った。
当時私は24歳。テレビの映像が信じられなくて、恐怖と不安しかなかった。
震災の後、函館近郊の方々と共に何度も岩手県の大槌町にボランティアで足を運んだ。
宿泊先の女将さんの言葉が印象深く残る。
【当たり前なんてなかった、生きているだけでありがたい】と。
あの時の経験や言葉は、 いつまでも忘れないだろう。
女将さんの話の後、被害を受けた街の中をバスで走り、帰った。
ここには沢山の人の生活があって家庭があって、思い出があって。
失われた状況が悲しすぎて涙が止まらなかった。
バスの中みんなが泣いていた。
それでも外を見たら、 ありがとうと一言
もう言葉にならなかった。

↑の菜の花の画像は大槌町の大槌川。
当時は菜の花プロジェクトのお手伝いもさせてもらいました!
大槌町の方々、元気かな。
その後は河川敷だけでなく、街のあちこちに菜の花が。

供養と希望と復興の象徴として華やかに咲いている。
また菜の花が咲く頃に、今度は我が子も連れて訪れたい。
生きているだけで有り難い。
いつまでも忘れない。