湯川寺ブログ

#お寺の日常

【1年を振り返る】第18回NPOまつり/函館・道南の食とコミュニティ

9月、函館市地域交流まちづくりセンターの催し【第18回NPOまつり・函館、道南の食とコミュニティ】にて登壇しました。

会場の様子と詳細はこちら、

まちづくりセンターさんのブログにてご覧ください。

当日の様子

 

ゲストそれぞれの活動や取り組みについて話す時間と全体でのディスカッションの時間がありました。

私からはお寺という場の力と、ホトケーキやカリー寺など、これまで湯川寺で行ってきた取り組みを中心にお話しました。

どうして今まで盛り上がってきたのか、その答えを何と言い表したらいいのだろうかと思うことがありました。

ですが今回の機会をきっかけに少しはっきりしたことが分かりました。

それはお寺では老若男女、世代を超えて誰もが平等に【分かち合える】場であるから。

喜びも、悲しみも、楽しみも、美味しさも、みんなで分かち合う。

お寺は家でも職場でもない、第3の居場所であるからこそ、平等に分かち合えるのです。

分かち合うという言葉はこの先も私の中で大切な言葉になっていきそうです。

 

また、ゲストの皆様の話を聞いて感じたことは、

誰もが自分のためではなく、誰かのために施しをするように活動していること。

誰かのために何か行動をする、それがやがては自分の成長の糧にも繋がるのでしょう。

見返りを求めず、周りに施しをしていく修行のことを仏教では【布施】と言います。

布施の心で、自分も社会もまあるく一つに。誰もが手を取り合い、より良い道南が作れるのではないかと感じた日でした。

 

期間限定で当日の動画がyoutubeで公開されていました。

よかったらご覧ください。

 

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