湯川寺ブログ

#お寺の日常

【1年を振り返る】カリー寺、再開

カレーとお寺、なんか相性良さそう?

というところから兵庫県尼崎市にある西正寺さんから始まったカリー寺のイベント。

その尼崎のカリー寺関係の方と偶然出会ったのが、湯川寺のカリー寺が始まったきっかけです。

それまでは、【結-Yui-なごみフェスタ】という名前でした。

街、人、寺のご縁を結ぶプロジェクトの一環で行ってきた催しに、みんな大好きなカレーが加わる。

地元に根付き始めた新しいカレーイベントでもありましたが、コロナ禍でやはり停止することに。

 

あれから3年。

 

色々な迷いがまだ残っていた。

そんな時、木曜日の夕方に移動販売に来ているげんきファームの山田さんから一言

「筒井さん、そろそろカリー寺、再開しませんか?」

山田さんはコロナ禍前のカリー寺にも参加していて、あの時の楽しさをよく理解している。

そして今では毎週木曜日の夕方の湯川寺の境内でも、

【はこだてマジックアワー商店街】として移動式の商店街を運営している。

↑ 山田さんと私

 

自分には何か動き出すきっかけが必要だった。

欲しかったのかもしれない。

山田さんの一言に背中を押され、1日限りの復活をすることに決めました。

ここから打ち合わせを山田さんと進めていき、

テイクアウト限定、各店舗でカレーやスパイスを使ったメニューを用意、

境内での飲食は無しで完全お持ち帰りのイベントにしました。

 

 

迎えた当日、10月2日、カリー寺再開の日。

開始時間と共に人々が集まり、あっという間に賑やかに。

当日の写真も沢山撮ろうと思っていたのですが、思わぬ事態に。

この日限定のカリー寺御朱印を用意してみました。

書き置きで沢山用意してあったのですが、1時間ほどで全て無くなり、

ここから終了時間まで、ひたすら御朱印を書き続けました。

なので外の様子をあまり見ることが出来なかったのです。

それでも出店の皆様に話を聞くと、皆とても楽しそうで喜んでいたそうで。

【集まる】ということの大切さを思い出させてくれた気がします。

 

終了後は本堂にて御礼のお参り。

みんなで一つのことを作り上げる喜びに溢れた1日でした。

きっかけを作り、率先してまとめてくれた山田さん、出店の皆様、友人、家族、湯川寺の檀家さん。

沢山の人の繋がりがあって再開することが出来ました。ありがとうございます。

そしてお越しいただいた皆様、楽しみに待っていてくれた皆様。ありがとうございます。

不安定な時代の中ではありますが、この先もカリー寺は形を変えながら、続けていきます。

また次のカリー寺をお楽しみに。

 

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3年前のカリー寺の様子はこちら

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